2021年、世界は大きく変化し、人々は家にいる時間を充実させることを余儀なくされました。しかし、そういった状況下においても「より良い日々を送りたい」といった前向きな願いは、人々をよりクリエイティブにしたはず。
そんなポジティブな風潮を受けて、今年「Picsart(ピクスアート)」のコミュニティも大きく前進しました。
というわけで今回は、クリエイティブ業界の2021年のトレンドをPicsartが厳選してご紹介!クリエイターのクリエイティビティを刺激する、たくさんのアイデアのヒントの中から、お気に入りをぜひ見つけてみてください。
2021年はユニークなトレンドが次々登場
デジタル化やおうち時間の増加など、時代の大きな変化を受けて、2021年はユニークなデザインや編集スタイル、SNS投稿など、クリエイティブ業界にも大きな変化が見られました。
今回は画像編集やデザイン、SNS投稿にも役立つ、Picsartが選んだ、2021年のクリエイティブ・トレンド10選をご紹介!
1. レトロ調のエモい演出
2021年は、テクノロジーの黎明期を彷彿とさせる、レトロ調のビジュアルが人気を博しています。
例えば、Microsoft製品の初代アイコンやAppleのコンピューター、昔のテレビゲームなどにインスパイアされたデジタルデザインや、70年代、80年代、90年代の使い捨てカメラ、ポラロイド、VHS用のビデオカメラで撮影されたような画像や動画が急増中。
レトロな美しさは、現在でも画像編集のトレンドの一つとなっており、今後も衰えることはないでしょう。あなたもぜひレトロなインターフェイスを使って、エモさを演出してみては?
2. きらびやかなネオン加工
ネオンもまた、2020年から始まったトレンドですが、2021年にはさらに進化してキラキラな世界観がブームに!
まるで蛍光ペンのようなネオンカラーとビビッドのアクセントは、見た者を一瞬で魅了します。
Picsartの編集ツールからネオンカラーのステッカーを選べば、簡単な操作でコンテンツにポップな印象をプラスすることができますよ。
3. ユーモアに富んだデザイン
近年、新型コロナウイルス発生による影響を受けて、人々は仕事やプライベート、人とのつながりのために、かつてないほど多くの時間をオンラインで過ごしています。
その中で、私たちの心を一つにし、ストレスや憂鬱な気持ちを和らげてくれたものが、ユニークなインターネット・ミーム(meme)の数々です。
ミームは平凡な毎日を超越するのに役立つだけではなく、アート、コメディ、そして私たちの共通の言語の形として、日々成長し続けています。
ただのありきたりなデザインじゃ物足りないという方は、ぜひユーモアに溢れた編集にチャレンジして、オリジナリティを表現してみてはいかが?
4. バーチャルで宇宙のような世界観
宇宙のようなバーチャルでファンタジーな世界観が再ブーム!
天空の銀河や星座、月、非現実的な仮想空間など、非日常的な世界を再現した編集が、再び脚光を浴びています。
気軽に旅行に行かれない今だからこそ、私たちは非現実的な世界に惹かれるのかもしれません。宇宙旅行に行くのは容易ではありませんが、アートを通して未踏領域を旅する気分を味わうのはアリかも。
5. ナチュラル・ビューティー
パンデミック下の世界において、密を避けるべく、屋内レジャーよりも自然の中でのアウトドアが人気沸騰中。
写真撮影においても、大きな機材を用いて光を作り出すのではなく、自然光の中で撮影されることが増えました。
そのブームを受けて、写真の編集にはゴールデンタイムに撮影した写真のように演出するゴールデンアワー加工や、自然にインスパイアされたカラーパレット、ボタニカル柄などのオーガニックなエフェクトなど、美しさやインスピレーション、幸福感などに重点を置いたデザインや編集が人気を博しています。
▼ゴールデンアワー加工についてはこちらの記事をチェック。
「【2021年最新】Picsartが選ぶ流行のオシャレ加工12選」
6. 啓発メッセージのカルーセル投稿
2021年は世界中で非常に様々なイベントがありました。世界が直面している様々な問題について、多くのクリエイターが、他者を啓発するメッセージを掲載した画像をカルーセル投稿しました。
意見や主張をただ文字で表現するのではなく、アートを通したメッセージを発信する風潮は、きっと今後も増えていくはずです。
※カルーセル投稿:スライドショーのように、一つの投稿に複数の画像や動画を投稿することができる機能
7. デジタルツールのカスタマイズ
2021年は物理的な空間が制限され、デジタル化が進んだことを受け、仮想空間をカスタマイズすることが新たな表現の一つとして誕生しました。
パンデミック後のトレンドとしては、壁紙やアプリのアイコン、ZOOMやGoogle Meetを始めとするビデオチャットの背景など、自分のスタイルを反映したデジタルデコレーションが増加しています。
また、編集スタイルが、その日の気分や季節、休日によって変化しているというのも大きな特徴の一つです。
8. 「無加工」編集
2021年のトップトレンドの一つが、こちらの「無加工」編集です。
名の通り、加工や編集を最小限に抑えることで、まるでその写真が無加工・無編集であるように見せるのに加え、代わりにさりげない演出に重点を置いています。
パンデミック前、私たちはInstagramやTwitterを始めとするSNSで、着飾っている自分やリア中な生活をアピールしてきました。
しかし、今回の事態を受けて、長い間ノーメイクやパジャマ姿で過ごした私たちが求めているのは、ミニマリストのようなシンプルなスタイルとデザインのバランスです。
そして「リアルな日常生活や自分自身を忠実に再現したい」と考えているクリエイターが、世界中で増えています。
9. 太字使いの大胆なレタリング
前述したように、私たちはかつてないほど多くの時間をオンラインで過ごしています。そのため、雑音を打ち破って声を届けることが、これまで以上に難しくなっています。
これを受けて、今年はがっしりとした太字フォントが大流行しています。太字で大きめのフォントを使って、メッセージを大胆にアピールしよう。
10. モノクロ加工
パンデミック後のトレンドでは、クラシックなモノクロ加工も復活!
モノクロ写真は、深刻なテーマをインパクトのある方法で伝えることができるテクニックの一つです。
映画的でドラマチックなモノクロ写真は、わずかな量で多くのことを語ることができます。一気にオシャレ度をアップしたい方は、ぜひモノクロ加工をしてみては?
Picsartで充実したクリエイティブ・ライフを
2021年は生活様式の大きな変化を受けて、クリエイティブ業界も革新的な進化を遂げました。
これまでの着飾ったクールで完璧な写真ではなく、より遊び心満載の画像編集やデザインに挑戦したり、より等身大の自分を表現することができるようになりました。
今回ご紹介したトレンド10選は、すべてPicsartで再現可能!あなたもぜひ最新のトレンドを取り入れて、クリエイティビティの幅を広げてみてはいかが?