近年、韓国人の間で人気のプリクラ「フォトグレイ」が、日本でも「レトロ可愛くてオシャレ!」と話題になっています。
しかし残念ながら、日本ではフォトグレイが作れるプリクラ機は現状では多くありません。代わりに、韓流・K-POPファンへお勧めするのが、写真・動画編集アプリ「Picsart(ピクスアート)」でフォトグレイ風のコラージュ画像を作る方法です。
Picsartでは、フォトグレイが簡単に作れるステッカーテンプレートもご用意!本記事では、Picsartを用いた韓国風プリクラ、フォトグレイの作り方をご紹介します。
フォトグレイとは
「フォトグレイ(Photogray)」とは、韓国で大流行中の4コマ風プリクラのこと。「人生4カット」と呼ばれるプリクラ機で撮影でき、日本のプリクラとはまた違った、シンプルで素朴な雰囲気が人気です。
2020年頃からは、日本人の間でも、韓流・K-POPファンや女子高生を中心に人気に火がついています。フォトグレイやフォトグレイ風画像が見てみたい方は、Instagramで「#Photogray」「#포토그레이」と検索すれば、フォトグレイ風の画像がいっぱい出てきますよ!
日本ではフォトグレイの手作りが人気
ただし、残念ながら日本ではフォトグレイが撮れるプリクラ機は少なく、新大久保など限られた場所でしか撮影することができないのが現状です。また、撮影には2枚で500円、4枚で1,000円、6枚で1,500円かかります。
そこでお勧めするのが、Picsartを使ってフォトグレイを再現する方法です。使い道もさまざまで、SNSへの投稿はもちろん、印刷してスマホケースに入れたり、部屋に飾ったり、アルバム封筒に収納したり、フォトグレイカードを作って配ったりするのが流行っています。
中にはBTS、ジャニーズ、LDHなど、推しの写真を入れて、オタ活・推し活グッズとしてフォトグレイを手作りする人も!
Picsartでフォトグレイを手作りすれば、わざわざプリ機がある場所まで出向かなくても、デジタル画像なら0円、プリントする場合でも手軽な印刷方法を選ぶことが可能です!
フォトグレイを作る際のポイント
本物のフォトグレイのようなコラージュ画像を作るにあたって、いくつかポイントがあります。ここでは、韓国のフォトグレイの特徴や日本のプリクラとの違いを解説します。
シンプルなデザイン
韓国のフォトグレイは素朴でシンプルなデザインが特徴です。スタンプやフレームなどで可愛くデコられた日本のプリクラと異なり、基本的に落書き機能はありません。
韓国のフォトグレイのようなデザインにこだわりたいなら、シンプルに仕上げるのがオススメです。日本のプリクラも、インスタに投稿する写真の世界観を統一すべく、近年は数年前ほど盛らないのが主流となっており、フォトグレイはこういった日本の時代風潮とも調和しています。
色はモノクロ
日本のプリクラと異なり、基本的にフォトグレイはカラーではなくモノクロ(白黒)です。そのため、どこか昭和を感じさせるレトロな雰囲気が「エモくてかわいい」と人気を集めています。
撮影部位は顔のアップ
日本のプリクラの場合、全身写真や顔写真を選べますが、フォトグレイは基本的に顔のアップ写真のみです。フォトグレイは横長の写真が縦に4コマ並んでいるため、全身写真にはあまり適していません。
日本のプリクラとフォトグレイの違い
日本のプリクラと韓国のフォトグレイの違いは以下の通りです。Picsartでコラージュ画像を作る際にこれらの特徴を意識して取り込めば、よりリアルなフォトグレイ風画像が仕上がるはず!
日本のプリクラ | 韓国のフォトグレイ | |
落書き機能 | 落書き機能が豊富 | 落書き機能なし |
色 | カラー | モノクロ |
撮影部位 | 顔と全身撮影が選べる | 顔のアップ |
分割 | 2分割や36分割など 大きさも色々選べる |
縦に4分割 |
加工 | 激しめ | ナチュラル |
Picsartで簡単!フォトグレイの作り方
フォトグレイについて理解したところで、早速フォトグレイを作ってみましょう。ここでは、Picsartを使ったフォトグレイの作り方をご紹介!
- ホーム画面で「+」をタップする
- 「コラージュ」→「グリッド」を選択する
- フォトグレイにしたい画像を4枚選択する
- 右の方にスクロールし、縦に4フレームのレイアウトを選択する
- 下に表示されている複数レイアウトの中から、5フレーム(選択した画像4枚+空のフレーム1つ)のレイアウトを選択する
(※一番下のフレームには画像を挿入しないでおく)
- 枠線の太さや色を調整する。比率やサイズは変えなくてOK
- 一番下の空白の部分に文字(日にちなど)を入力する
オススメの枠の太さと色
より本物のフォトグレイに近づけたいなら、枠の太さは15、色は白か黒を選ぶとGOOD。
オリジナリティを出したいなら、あえて色をピンクやブルーにしたり、Picsartの豊富なステッカーやブラシでデコったりするのもオススメ!
一番下のフレームには、生年月日や英語のメッセージ、名前、ニックネーム、バーコード、QRコードを入れるなど、お好みでデザインを楽しんでみてください。
関連記事:Picsartで可愛く文字入れ!プロクオリティに仕上げるコツとは
印刷の仕方
フォトグレイのデザインが完成したら、各コンビニのネットプリントアプリを使って、Picsartで作った画像データを印刷します。
普通用紙で印刷するのではなく、光沢感のある写真プリントで印刷するのがポイントです。フォトグレイカードとしてある程度厚みを出したい場合は、はがきプリントで印刷しましょう。
コンビニにもよりますが、カラー写真は20円〜40円、はがきの白黒印刷は20円〜30円、はがきのカラー印刷は60円〜70円でできます。
オンラインで写真プリントの注文が可能なサイトを使えば、写真プリントが約7円からとお得です!
透明フォトグレイの作り方
普通のフォトグレイじゃ物足りない!という方には、透明フォトグレイがオススメです。ここでは、人気急上昇中の透明フォトグレイの作り方について解説します。
用意するもの
- はがきサイズのセルフラミネート
- クリアファイルなど挟めるもの
- 定規などこすれるもの
- ハサミ
- 水が入った容器
Picsartでサイズやレイアウトを設定する方法
- 上記の方法で作ったフォトグレイ画像を10枚選択する
- 縦2フレーム:横5フレームのレイアウトを選択する
- 比率を「2:3」にする
- 画像を保存する
保存した画像で透明フォトグレイを作る方法
- A4サイズで印刷する
- 印刷した画像をハサミでカットする
- ラミネートをフィルムと剥離紙に分ける(フィルムは後ほど使うので取っておく)
- カットした画像を粘着面に貼り付ける
- クリアファイルなどで挟み、定規などで1〜2分こする
- 水に浸し、紙部分をこすり落とす
- 紙が取れたら、フィルムを上から重ねる
- 定規などを用いて空気や水分を押し出す
- 余分な箇所をハサミでカットする
透明シールを作って、ノートや推し活グッズに貼るのもオススメです。同じく推し活にピッタリなラミネートを使った透明トレカの作り方は、以下の記事をチェック!
関連記事:Picsartと100均グッズで超カンタン!自作トレカの作り方|Picsart
L版フォトグレイの作り方(ラミネート不要)
ここでは、ラミネート不要のL版フォトグレイの作り方をご紹介します。
Picsartでサイズやレイアウトを設定する方法
- 作ったフォトグレイ画像を選択する(裏表部分)
- 比率を「2:3」にする(3:2を2回タップ)
- 「横1000 px × 縦1500 px」でリサイズする(出力解像度:300dpi)
画像を保存する
印刷物の場合、画質が劣化するJPEGよりもPNGでの保存がオススメです。よりキレイに印刷できるPNGで保存したい方は、今すぐGoldにアップグレードしよう!
保存が完了したら、ネットプリントサービスなどを活用し、L版サイズでプリントすれば完成です。
ステッカーでフォトグレイを簡単に作成!
「もっと手軽に可愛くてオシャレなフォトグレイを作りたい」「上手くフォトグレイが作れない」というクリエイターには、フォトグレイ風ステッカーでフォトグレイを作るというやり方がオススメ!
豊富なステッカー素材を備えているPicsartでは、フォトグレイの作成に便利なステッカーのテンプレートを用意しています。
フォトグレイ風ステッカーを活用すれば、サクッと簡単にフォトグレイの作成が可能です。ここでは、フォトグレイ風ステッカーを用いたフォトグレイの作り方をご紹介!
- このリンクににアクセスし、上記のステッカーをインストールする
- 画面下の「使う」をタップする
- ステッカーの各フレームに写真を1枚ずつ挿入する
- お好みでエフェクトをかけたら完成
自分好みのフォトグレイをPicsartで!
フォトグレイの特徴とフォトグレイ風コラージュ画像を作るときのポイントは、以下の3つです。
- シンプルなデザイン
- 色はモノクロ
- 基本的に顔のアップ写真
豊富な素材や機能を備えたPicsartを活用して、ぜひ自分好みのフォトグレイを自由自在にデザインしてみてはいかが?