毎月15千万人以上のクリエイターたちが活動する世界最大のクリエイティブプラットフォームPicsart(ピクスアート)」。一般のコンシューマーからインフルエンサー、起業家、ミュージシャンといったプロシューマーまで、さまざまなバックグラウンドを持つクリエイターが、Picsartを利用して画像や動画を作成しています。

 

Picsartのクリエイターの80%35歳以下であることから、Z世代とミレニアル世代がどのようなデザイントレンドに向かっているのかが気になるところ。

 

そこで、Picsartのクリエイティブチームがここ数カ月のPicsartのトップトレンド検索をリサーチし、2022年にZ世代とミレニアル世代が注目するデザイントレンドをまとめました。最新のデザイントレンドを押さえたい方は必見です!

 

iOSでダウンロードする

 

Androidでダウンロードする

 

 

Picsartが選んだ2021年のデザイントレンド

今年のデザインは

2021年はデザイントレンドにクリエイティビティを感じる1年となり、ファンタジーな世界観、自然の温かさ、ネオン、エモい演出、そしてユーモアを取り入れた画像編集やデザインが特徴的でした。こちらから、Picsartが選んだ2021年のデザイントレンドに関する記事をご覧いただけます。

 

さらに、Picsartのコミュニティでは毎月10億以上の作品が投稿され、クリエイティブで刺激的なリミックス、編集、Replayでフィードが埋め尽くされました。Picsartのクリエイターたちは、コロナを吹き飛ばすくらいアクティブに、思い思いの表現で作品を世に送り出しています。

2021年のトレンドは、全体的に遊び心や自然さを取り入れたデザインが話題になりましたが、2022年はどのようなビジュアルが流行るのでしょうか?次の章では2022年の注目デザインについて解説します。

 

2022年注目のデザイントレンド6選

昭和・平成レトロ

近年では、80年代や90年代など、特定の時代を思い起こさせるビジュアルがブームでしたが、今年は特定の年代を想起させるデザインというよりは、古いUI(ユーザーインターフェース)や、ポラロイド風のノスタルジックなフィルターが脚光を浴びています。

昭和れとろ

Z世代やミレニアル世代からすると、新鮮さだけではなくどこかエモさを感じるこのビジュアルは、2022年に流行することが予測されます。また、2022年には写真だけでなく映像の世界でも同様のトレンドが見られるでしょう。

modern nostalgia vintage album cover designed in picsart

 

メタバースの世界観

 

メタバースとは、人物のアバターで埋め尽くされた 3D 仮想世界のことで、この言葉は1992年に小説『スノウ・クラッシュ』の中で生まれました。

 

近年、「NFT」や「バーチャルインフルエンサー」などの新技術の台頭が、メタバースの需要に拍車をかけています。今後は、SNS などのオンライン上で自分自身を表現する時代から、仮想空間でアバターとしてコミュニケーションを行う新時代へと徐々にシフトしていくと考えられます。

 

woman wearing vr headset in the metaverse

 

Picsart でも「仮想世界ゲーム」や「ソーシャルアバターアプリ」の検索数が増加しており、メタバースのビジュアルを利用するクリエイターが増えれば、今後もゲームやアプリの検索数も増加傾向が続くでしょう。

woman wearing vr headset seeing butterflies and the moon

ティールカラー(青緑色、鴨の羽色)

 

2022年は、多くのブランドやクリエイターが、ティールカラーやティールカラーに近い色に惹かれるようになるでしょう。

ティールカラーは、2021 年に流行した「サンセットカラー」や「ソーラーパワーカラー」のような明るさとは対照的で、映画の「マトリックス」やデジタル上の世界を連想させる色です。

woman sitting in teal design elements from old computer systems

 

ここ数ヶ月で、ティールカラーとブルーの検索数が 101%増加しており、その勢いは増すばかり!

teal blue and teal green objects on a grid background

ジェンダーインクルーシブ(性別の壁を超えたデザイン)

 

昨今では、Z 世代とミレニアル世代が、メディアにおいてジェンダー表現と包括性を重要視していると証明されています。実際、「トランスフラグ」や「ジェンダー・フルイド」などの用語を含む、ジェンダーに関する検索が 237%増加しています。

model with pink flowers

 

「ジェンダー・フルイド」がより広く議論されるようになったことで、ビジュアルトレンドにおいても、ジェンダーインクルーシブがますます重要になると予測されます。

pride photoshoot model

オーガニック・デジタル

 

印刷物や古紙、ビンテージフィルムのような質感をデジタルで再現しようという試みが「オーガニック・デジタル」です。Picsart では、「破れた紙」、「粒状のフィルム」、「ブラシストローク」、「ラップ効果」などの編集を行っていますが、これは、何かをビニールで包んでいたり、ラミネートしたように見えるものです。

 

plastic wrap effect image

 

Torn Paper(破れた紙)」 は検索数が 909%増加しており、多くのクリエイターが Torn Paper を様々な方法で使用していることがわかります。また、「手書きフォント」の使用率も 270%増加しています。Z 世代やミレニアル世代は、本物の質感を求め、それをデジタル上で再現していることがわかります。

colorful collage edit with a ripped paper effect

 

ゴシック調フォント

 

デザインのトレンドは、書体抜きには語れません。サンセリフ体とセリフ体の人気は入れ替わる傾向にありますが、2022年はセリフ体、特にゴシック体一色になると予測しています。

ブラックレターとも呼ばれるゴシック体は、非常に華麗なディテールで知られています。中世のドイツの写本に由来する装飾的なフォントですが、巡り巡って2022年に人気が再燃するでしょう。

fashion edit with a trendy gothic font

 

Picsartでのゴシックフォントの使用は270%増加しており、このフォントを使った編集がさらに増えることが予想されます。このため、ゴシックフォントは2022年のデザイントレンドのひとつになると予測されます。

2022 visual trend showing a gothic font on an orange tshirt

 

Picsartで個性を表現し世界中と繋がろう

 

2022年も2021年に引き続き、withコロナの生活を余儀なくされています。長期にわたる終わりの見えない戦いは、私たちの心身の健康やライフスタイルに大きな影響を与えました。

 

しかし、コロナ禍が与える影響にはポジティブな一面もあります。デジタル化の普及により、メタバースやNFTなどが私たちの日常生活に浸透しつつある今、個性を新たな形で表現できる機会が増えてきています。

 

ぜひ今回紹介したデザイントレンドを取り入れた作品を、Picsartのコミュニティに投稿して、クリエイティビティを無限大に発揮してみてください

 

iOSでダウンロードする

 

Androidでダウンロードする