画像・動画編集アプリ「Picsart(ピクスアート)」は、画像編集をより簡単・スピーディー・高品質にすることをモットーに、種類豊富なフィルターや高度な編集ツールを提供しています。
SNSに投稿する画像用の編集だけでなく、ビジネスシーンで使う本格的なデザインなどにも対応しており、Picsartのアプリを使えば、会社で使うフライヤーやパンフレット、バナー広告などを簡単に作成可能です。
この記事では、あなたのクリエイティビティを刺激する、破れた紙や破れた写真のようなエフェクトを取り入れた画像編集について紹介します。ユニークかつ芸術的なこのビリビリ加工を使って、インパクトのある一味変わった作品を作りたい方は必見です!
破れた紙のような加工とは?
破れた紙のような加工とは、その名の通りビリビリと破れた紙のようなエフェクトや素材を、画像の一部に合成する方法のこと。一部では「ビリビリ加工」とも呼ばれており、英語では「Ripped Paper」や「Torn Paper」と言われています。
また、加工そのものだけでなく、Instagram(インスタグラム)では「#rippedpaper」「#tornpaper」などのハッシュタグも人気です。
破れた紙を表現する加工は、写真にリアルな紙の質感を表現したり、現実離れした作品を生み出したりする際に最適です。また、スタンプを追加したりフィルターの色味を変えたりすることで、全く違った雰囲気の作品を作ることが可能です。
破れた紙のエフェクトは、コラージュやパッチワークの作品を作る時にも重宝します。「破れた」テキストや画像の断片をキャンバスに貼り合わせることで、インパクトを出しながらまとまりのある作品に仕上げることも可能です。
こちらの記事でも紹介したように、破れた紙のような加工は、本物の質感を画像編集に求める傾向にあるZ世代やミレニアル世代が注目しているデザイントレンドのひとつでもあります。
破れた紙を表現する加工アイデア6選
ここからは、破れた紙を表現する加工を取り入れた6つのデザインアイデアをご紹介します。
1. 自撮りをアレンジする
自撮りやポートレート写真で、この加工は大活躍します。自撮りで隠したい部分や、顔の特定の部分に、破れた紙風のエフェクトを取り入れましょう。見本の画像のように、破れた紙と漫画風のエフェクトを組み合わせることで、境界線をより際立たせることができます。
Picsartからの豆知識:破れた紙風加工とカラー写真、白黒写真を組み合わせるのも面白いでしょう。カラー写真と白黒写真のコントラストは、とても美しい仕上がりになります。
2. コラージュを作る
コラージュとは、有名な創作技法のひとつで、フランス語で「糊付け」という意味です。コラージュ作品は、雑誌のページや新聞の切り抜き、古本などの破れた紙の素材を、一枚のキャンバスに好きなように貼って仕上げたアート作品のことを指します。
実は、コラージュは創作技法として名前が付けられる前から存在しており、さまざまな有名画家たちが作品の中に取り入れています。スマホやSNSを自由自在に使いこなすデジタルネイティブも、コラージュの創作技法に注目しており、デジタルコラージュの作品はインスタのフィードを賑わせています。一見複雑そうですが、Picsartアプリを使えば、画像編集初心者でも味のあるデジタルコラージュ作品を作ることができます。
Picsartからの豆知識:何から始めたらいいか分からない方は、お気に入りの写真を使って編集するか、白紙のキャンバスを使って、コラージュが完成するまで、破れた紙のエフェクトやステッカーを追加してみましょう。
3. 抽象的なパターンや背景を作る
コラージュに似た手法で、色違いの紙の素材をランダムに組み合わせて、抽象的なキャンバスを形成して画像を編集する方法もあります。破れた紙は、背景として使ってもよいですし、ステッカーや文字、フレームなどを上から重ねることも可能です。
Picsartからの豆知識:このアイデアを画像編集に上手に活かすコツは、まず色のテーマを決めて、そこから組み立てていくことです。たとえば、落ち着いたパステルカラーをテーマに選んだ場合、4〜5色の色を決めて、そこから抽象的なキャンバスを作るとよいでしょう。抽象的なキャンバスを作るには、さまざまな形の紙の素材を使うのがおすすめです。
4. 画像に立体感を出す
破れた紙のような加工を取り入れることの醍醐味は、複雑な画像編集なしで、簡単に画像を立体的に見せることができるという点にあります。
サンプル画像のように、紙を剥がしているようなオブジェクトを追加することで、実際に紙が剥がれていると錯覚してしまうほど、自然な仕上がりになります。
5. 画像に文字を入れる
この画像編集テクニックは、テキストをクリエイティブに見せたり、デザイン性を高めたりする際に便利です。引用文や文章を強調したい場合は、写真やキャンバスの上に破れた紙のエフェクトを重ねて、そのエフェクトの中にテキストを追加しましょう。
Picsartからの豆知識:破れた紙のエフェクトを見やすくしたい場合は、背景を白にして、破れた紙のオブジェクトに影をつけましょう。フォントや色を変えるのもいいでしょう。
6. 美しい風景を作る
破れた紙のエフェクトを上手く駆使すれば、現実のものよりも美しい風景を生み出すことができます。渓谷の夕日や星が降る夜など、破れた紙のエフェクトで頭の中にある風景を形作り、お好みの編集を加えて、リアルに見せることが可能です。
さらに、Picsartのアプリを使うことで、サンプルの画像のように都会と自然を融合させることも簡単にできます。
Picsartアプリを使った破れた紙加工のやり方
PicsartのReplay機能を使わず、自分で一から作品を作りたい場合は、以下の手順に従って作成してください。
- STEP 1:ホーム画面の「+」ボタンをタップ
- STEP 2:写真を選択する
- STEP 3:「エフェクト」を選ぶ
エフェクト機能から好きなフィルターを選びましょう。
ぱっと見て分かりやすくメリハリをつけたい場合は、白黒やマジックのフィルターがおすすめ。まずはスタンダードなフィルターを使いたいという場合は、アート風>パステルを試してみましょう。
- STEP 4:「消しゴム」を選択する
画面下部にある「形」をタップして好きな紙の破れた形を選び、サイズを調整します。
- OPTION:「ステッカー」を追加する
お好みでステッカーを追加することで、さらにリアルな紙の質感を表現することもできます。ステッカーの検索窓で「ripped paper」または「torn paper」と入力し、好きなステッカーを選び、写真の上に重ねます。配置や不透明度を調整して、好みの見た目に仕上げてください。
- STEP 5:データを保存する
完成したデータはJPGで保存が可能ですが、Goldメンバー(有料会員)は、PNG、JPG、PDFから好きなファイルフォーマットを選んで保存できます。
破れた紙を表現してインパクトを与えよう
PicsartのアプリやReplay機能を駆使すれば、スマホ一つで人を惹きつけるユニークな作品を作り上げることも可能です。
破れた紙のようなビリビリ加工は、取り入れ方次第で可能性が無限大!頭の中にあるイメージや自分の中の世界観をぜひ具現化してみてください。