企業や団体、ブランドなどのPRに欠かせないツール「パンフレット」。WebサイトやSNSで、多種多様な情報を発信することが一般的になった今でも、紙媒体であるパンフレットは、大きな存在価値を発揮しています。
パンフレットには、手にしたときに目に飛び込んでくる写真やワードが、見る人の注意を惹きつける魅力があります。特に表紙のデザインは、企業や組織、ブランドの顔のような意味合いを持つため、重要な要素です。
「Picsart(ピクスアート)」に用意されている豊富な素材や機能を組み合わせれば、クリエイティビティあふれるパンフレットデザインを作成することができます。
Picsartには無料で使えるテンプレートもたくさんあるので、初心者の方やアイデアが浮かばなくても問題ありません。今回はパンフレットをデザインするコツや、Picsartの豊富なテンプレートをご紹介!
パンフレットとは
パンフレットは、企業や団体、ブランドなどが、自社の会社案内や商品、サービスなどをユーザーや顧客に伝えるための紙媒体です。
1枚の紙を2つに折った二つ折りパンフレットが最もポピュラーですが、三つ折りやZ折りのパンフレットなどもあります。ここではまずパンフレットのメリットについて解説します。
パンフレットのメリット
昔からある広告の定番ツールとして、多くの人に周知されているパンフレット。手渡しや郵送でも配布でき、公共施設や飲食店などにも平置きできる利便性から、昔から重宝されています。
パンフレットのメリットは、掲載スペースが限られているチラシやフライヤー、ポスターなどと違って、豊富な情報を掲載できることです。
そして、Webページの場合、ユーザーが自らページを検索しないといけませんが、パンフレットであればページをめくるだけで、簡単に情報をインプットすることができます。
パンフレットのデザイン前の準備
Web媒体にはない良さがあるパンフレットですが、そもそもパンフレットを手にとってもらわないと情報は伝わりません。そのためには、人の目を惹く印象的なパンフレットをデザインする必要があります。
パンフレットをデザインするにあたり、知っておくべき要素は以下の3つです。
ターゲット
まず、ターゲットを決めることが重要です。パンフレットを用いてその情報を届けたい相手は誰なのかを明確に持っておきましょう。
ターゲットを定めたら、ターゲットのことを徹底的に理解すべく、その層のニーズや共通認識などをリサーチおよび分析することも大切です。
ターゲットに伝えたいこと
また、何を伝えたいのかを洗い出しておくことも必要不可欠です。
パンフレットで伝えたい情報を書き出し、それをサポートするビジュアルを具体的にイメージしておきましょう。
ターゲットにしてもらいたいこと
そのパンフレットを受け取った相手に期待する行動を明確化しておきましょう。
最終的に情報の認知を目的とするのか、来店や購入などにつなげたいのかで、パンフレットに取り込むべき情報や手法は変わってきます。そのため、ユーザーや顧客に求める行動を鮮明にしておく必要があります。
パンフレットのデザインに必要な要素
パンフレットのデザインはさまざまな要素で成り立っています。パンフレットのデザインをする前にこれらの要素を知っておくことで、効果的なパンフレットに仕上がるはずです。
ロゴマークやブランドカラー
例えば、企業から依頼されて会社案内のパンフレットを手がける場合は、ロゴマークや画像を事前に受け取っておくことが大事です。その場合、できるだけ高画質のデータを用意してもらいましょう。
また、企業のブランドカラーについて確認しておくことも必要不可欠です。
ビジュアル素材
テキストに合わせた写真やイラストなどのビジュアルも必要です。先方が持ち合わせていない場合は、商用で利用できるフリーフォトなどを検討するとよいでしょう。
使用する紙
パンフレットの場合、Web媒体とは異なり、紙を使用します。そのため、紙の使用素材や厚み、加工方法を調整することで、印象が多様に変化します。
コート紙
表面がツヤツヤと光沢を浴びたような印象のコート紙は、写真やイラストなどのビジュアルを際立たせたい時にオススメです。また、安価なので印刷コストの削減にもつながります。
デメリットとしては、傷に弱く、指紋が目立ちやすいこと、書き込みがしにくいことです。
マット紙
表面にツヤ消し処置を施しているマット紙は、落ち着いた印象を与えることのできる紙素材です。
マット紙には、書き込みがしやすく、小さな字を読んでも目が疲れにくいというメリットがあります。
折り目
そして、折りたたみパンフレットをデザインをする場合、折り目に関しても考慮しなければなりません。
スタンダードな二つ折りや情報量のカバーに優れた三つ折り、さらに多彩なデザイン表現が可能な観音折りなど、どのタイプの折りたたみを選ぶかで、見た目の印象も利便性も変わってきます。
パンフレットの折り目を考慮することで、美しく効果的に情報を伝えるためのデザインを施すことができるでしょう。
Picsartのテンプレートの使い方
では、いよいよパンフレットをデザインしていきましょう!
Picsartには、下地、画像、ステッカーなどが豊富にそろっているので、これらを組み合わせてオリジナルデザインを作ることが可能です。また、AI機能で写真の加工や編集も思いのまま。これらの機能を使ってデザインを始めたら、アイデアが止まらなくなること間違いなしです。
オリジナルで1からパンフレットをデザインするのも便利なPicsartですが、「アイデアが浮かばない」「もっと楽で簡単にパンフレットをデザインしたい」という方にオススメなのが、Picsartの豊富なテンプレート。Picsartでは、さまざまな用途に使える便利なテンプレートを豊富に用意しています。
ここではPicsartのテンプレートの使い方についてご紹介!
STEP 1: アプリを開いたら「+」をタップ
STEP 2: 「テンプレート 」をタップ
STEP 3: キーワードを入れて検索するだけ!
探したいテーマに合うキーワードを検索すれば、イメージにあったテンプレートがきっと見つかるはず。これらをアイデアのヒントにして、オリジナルデザインを作成するのもオススメです。
Picsartのおすすめテンプレート4選
ここではパンフレットのデザインに役立つPicsartのテンプレートをいくつかご紹介します。
シンプルなデザインのテンプレート
写真を中心としたデザインのテンプレート。下部に企業やブランドネーム、または商品名を記載するだけのシンプルなデザインですが、ターゲットに強いインパクトを与えます。
ロゴとテキストを組み合わせたテンプレート
ロゴとテキストを組み合わせたデザインを探しているなら、こちらがオススメ。色味は、ブランドカラーを基調にすれば、ブランディングにも役立ちます。
人物や商品の紹介にオススメのテンプレート
こちらは、人物や商品の紹介に使えるテンプレートです。クラシカルなフレームが印象に残るので、人物や商品を引き立たせたいときに効果を発揮するでしょう。
メニューにオススメのテンプレート
レストランのメニューなど、固定のテキストや写真がある場合は、それらの配置や文字のフォントなどがデザインの決め手です。Picsartにはデザインの参考になるテンプレートが数多くそろっています。
世界中のクリエイターのデザインをテンプレート使用することも可
Picsartの「Replay」機能では、世界中のクリエイターがPicsartで作成したオリジナルデザインを、そのままテンプレートとして利用し、自分の作品に反映することができます。
デザインが完成されるまでの手順を知ることができるので、アイデアのヒントにも役立ちます。
世界中のクリエイターが作成したReplayは、リアルタイムで次々にアップデートされています。既にでき上がった秀逸作品をそのまま使用することができるので、完成度の高さは想像できるはず。
Replayの使い方
Picsartのアプリを開くと、画面に多数の作品が表示されます。右下の角の「Replayマーク」がある作品が、テンプレートとして使える作品です。
ぜひ一度、Replayが生み出す無限のクリエイティビティの世界を味わってみてください。
Replay機能とは!?、こちらの記事で詳しく解説しています。
これらのテンプレートは、そのまま使ってもよいですが、反映したくない手順はスキップすることもできます。
また、オリジナルデザイン同様に、写真やステッカーなどをプラスしたり、テキストや色を変えたりと、自分で微調整することも可能です。
Picsartの編集方法は、以下の記事を参考にしてみてください。
PIcsartのテンプレートで多彩なパンフレットデザインを!
企業やブランドの顔とも言えるパンフレット。人に手渡しができ、多くの情報を手軽にターゲットに伝えることができる利便性から、パンフレットはWebでの広告が主流となっている今でも重宝されています。
しかし、情報を伝えるためにはパンフレットを手にとってもらう必要があり、そのためには人々の目を惹く印象的なパンフレットのデザインが重要です。
豊富なテンプレートや素材、機能を持つPicsartなら、ターゲットに効果的な情報伝達と行動促進をもたらすパンフレットデザインの、強い味方になれるはず。
世界中のクリエイターたちのアイデアが溢れるPicsartを使って、印象的かつ効果的なパンフレットをデザインしてみてはいかがでしょう。