RPGゲームやNFTアートなど、多方面で人気のドット絵。レトロゲームのような雰囲気を再現したいときには、ドット絵のフリー素材が有効です。
画像・動画編集アプリの「Picsart(ピクスアート)」では、無料かつ商用利用可能なかわいいドット絵の背景やステッカー、フォントを豊富に用意しています。今回は、Picsartで使えるオススメのドット絵素材をご紹介!
ドット絵とは
ドット絵とは、正式な定義づけはされていませんが、コンピューターの画面上にある解像度の四角いマス目(ドットまたはピクセル)を色付けし、並べ合わせることで表現された絵のことです。
元々はテレビゲームで使われていたレトロなイラスト・グラフィック表現で、英語圏ではピクセルアート(Pixel art)と呼ばれています。
ドット絵の投稿には、以下のタグが用いられることも少なくありません。
- 8×8(8ピクセルの正方形サイズのドット絵)
- 16×16(16ピクセルの正方形サイズのドット絵)
- 32×32(32ピクセルの正方形サイズのドット絵)
ドット絵が注目されている理由
それでは、近年どうしてドット絵・ピクセルアートが注目されているのでしょうか。
テクノロジーの目まぐるしい進化に伴い、ゲームグラフィックのクオリティが向上している現代では、「デジタルっぽさ」と「昔懐かしさ」の一見相反する特徴を融合したドット絵は、「レトロかわいい」「エモい」として再度日の目を浴びています。
ドット絵は、NFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)との相性が良いこともポイントです。例えば、2021年には8歳の男の子がiPadで描いたドット絵が4,000万円超で取引されたり、24×24のピクセルアート「CryptoPunks(クリプトパンク)」では、10億円以上の価値を持つドットイラストのNFTが売買されたりしています。
また、2022年には、細かいドットで表現された2Dシューティングゲームなども話題になったばかりです。
このように、NFTやゲームの影響もあって、2020年頃からドット絵・ピクセルアート界隈には新たな風が吹き始めています。
ドット絵を作品に取り入れるメリット
ドット絵を作品に取り入れることで、一体どのようなメリットを得られるのでしょうか。ここでは、ドット絵を作品に取り入れるメリットについて解説します。
レトロかわいい雰囲気を演出できる
ドット絵を作品に取り入れることで、80年代に登場したファミコン(ファミリーコンピュータ)に代表される、8ビット風ビデオゲームのようなレトロかわいい雰囲気を演出することが可能です。
デジタルっぽさをアピールできる
レトロな雰囲気を持つのに、なぜかデジタルっぽさも兼ね備えるドット絵。今後はNFT・メタバース時代が幕を開けると言われている今、あえての低解像度アートを用いることは新しくて斬新な印象を与えるでしょう。
Y世代やミレニアル世代にとってはノスタルジックなイメージ、Z世代には新鮮なイメージなど、世代によって違った印象を与えられることも魅力です。
想像力が豊かになる
想像の余地を残すことは、自主性や探究心、読解力の成長を育むことが見込まれるため、子育てにおいても注目されています。低解像度で想像の余地を残すことは、見る者の想像力を掻き立てるでしょう。
ユーザーの好奇心を刺激できる
あえて発信する情報を制限することは、マーケティングにも使われている手法の1つです。ミステリアスなイメージを与えることによって、ユーザーの好奇心をあおり、惹きつけることが期待できます。
ドット絵のフリー素材集【ステッカー】
ここでは、Picsartで使えるドット絵のステッカーをご紹介します。
Cute Pixel
クマやハート、リボン、猫の肉球など、正に「かわいい」が詰まったパッケージです。ゲームのアイテムやキャラみたいな見た目で、ポップさをアピールすることができます。
8-Bit V Day
キャンディやチョコレート、クッキー、イチゴなどが8ビットで描かれており、スウィーツが満載のパッケージです。テトリスのような見た目の「LOVE」がとってもキュートで、バレンタインやホワイトデーにもオススメ!
8 bit
アメリカン雑貨のカラーやデザインを彷彿させるステッカーの数々は、レトロポップな編集に最適!デートやプール、飲み会、コーヒーショップ、パーティーなど、カジュアルに誘いたい時に使ってみては?
オリジナルのステッカーを作成したい人は、以下の記事をチェック!
関連記事:推しの自作ステッカーも作れる!Picsartの人気ステッカー機能
ドット絵のフリー素材集【背景】
Picsartでは、ドット絵の背景素材も豊富に用意しています。ここでは、ドット絵の背景素材をご紹介!
Pixelated Magic
ファンタジーな世界観を演出したいなら、こちらの背景素材がオススメ。まるでおとぎ話の世界に迷い込んだような幻想的なデザインは、見る者を魅了します。
ピクセルハロウィン
ハロウィンをイメージしたポップなデザインは、見る者にワクワク感を与えます。まるでRPGゲームのセリフのような文字や、キュートなゴーストが満載の画像やメッセージカードは、子どもたちにも喜ばれるはず!
Pixel V Day
細かいドットで描かれた、チョコレートとハートにまみれた背景は、バレンタインデーやホワイトデーにピッタリ。80年代のテレビゲームやテトリスを連想させる背景で、特別感を演出しちゃおう。
ドット絵のフリー素材集【フォント】
Picsartでは、ドット絵のステッカーや背景だけじゃなく、ドットマップフォント素材も豊富に揃えています。ここでは、Picsartで使えるドットマップフォント素材をご紹介します。
文字ツール内のフォント検索からサーチして、ぜひ使ってみてください。
エイトビットダーリン (日本語フォント)
8ビットで作成された「エイトビットダーリン」は、日本語対応フォントです。太文字のフォントなので、デザインにインパクトを出したいときやテキストを強調したいときにも重宝します。
LomoCopyLT (英字フォント)
「LomoCopyLT」は、英語に対応している英字フォントです。横幅が大きいため、柔らかくてキュートなイメージを演出したいときにピッタリです。
Arkeo (英字フォント)
「Arkeo」は、80年代の家庭用ロールプレイングゲームを彷彿とさせるノスタルジックな英字フォントです。レトロ感たっぷりのビットマップフォントは、テレビゲーム風のデザインやNFTアートなど多方面で活躍するでしょう。
Arkeo Condensed (英字フォント)
「Arkeo Condensed」は、正にArkeoフォントが「凝縮した(Condensed)」英字フォントです。ノーマルのArkeoと比べ、横幅がギュッと狭まっているため、文字数が多いときやテキストのスペースをスッキリさせたいときにも有用です。
Picsartでドット絵を作る方法
オリジナルのドット絵を、Picsartで1から作るのもオススメです。Picsartなら、フリー素材サイトに飛んだり無料ドット絵作成ツールを使ったりする手間なく、スマホ1つで簡単にドット絵を作成できます。
Picsartでドット絵を作成する方法は、以下の記事をご覧ください。
関連記事:【NFTに最適】初心者でも簡単にできるピクセルアートの作り方
ドット絵のフリー素材ならPicsart!
近年、世界中で注目が集まっているドット絵。Picsartでは、ドット絵のフリー素材も豊富に用意しています。また、Picsartを活用すれば、オリジナルのドット絵も無料で作成可能です。
背景透過もワンタップで簡単にできるので、モンスターや勇者などのキャラクター、ロボット、マップチップ、動物、木々、花々まで、自由自在にオリジナルのピクセルアートを作ってみてください。
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