ビジュアルでダイレクトに訴えかけるバナー広告は、ユーザーに対して効果的に魅力をアピールすることができるため、視覚的に魅せる商品やサービスとの相性は抜群です!
しかし、「クリックしたくなるバナー広告のイメージが湧かない」「以前バナー広告を作成したけれどあまり効果が得られなかった」といった悩みに頭を抱えている方もいるのではないでしょうか。
バナー広告の作成は、難易度が高いと思われがちですが、コツや大事なポイントさえ抑えれば、後は手順に沿って作るだけで説得力のあるバナーができあがります。
また、バナー広告を作成するにあたり、画像編集アプリ選びも重要です。デザイン初心者から上級者まで利用でき、使い勝手の良さが好評の画像・動画編集アプリ「Picsart(ピクスアート)」は、SNS投稿用の画像だけでなく、ビジネスで使う本格的な名刺やプロ顔負けクオリティのロゴ、バナー広告などの作成にも役立ちます。
この記事では、バナー広告に関するわかりやすい説明や、クリックされるバナーを作るコツ、Picsartアプリを使ってバナー広告を自作する方法を伝授します。
会社で必要なバナーを作成する方や、自己アピール用のポートフォリオを作る方は、この記事を参考にしてバナー広告を作成してみましょう!
バナー広告とは?
バナー広告とは、Webページまたはアプリ上に設置されている画像または映像形式の広告のことで、ディスプレイ広告と呼ばれることもあります。
会社のマーケティングやPR担当の方などは、耳にする機会が多いと思いますが、果たしてバナー広告には一体どのような特徴があるのでしょうか?
バナー広告の目的
バナー広告の目的は、一言でいうとユーザーをリンク先のページに誘導することです。ユーザーがバナー広告をクリックして、特定のページに飛ぶことで、ページのアクセスを増やしたり、会社またはサービスの認知度を向上させたりすることができます。
サイズの関係上、バナー広告で載せられる情報は限られているため、いかにユーザーに刺さる画像やイラスト、文言を適切に入れられるかが、クリック率の明暗を分けると言っても過言ではありません。
バナー広告の費用形態
バナー広告の費用形態の種類は基本的に4つあります。ここからはそれらの違いをご紹介します。
クリック型
クリック型バナー広告は、ウェブ上に設置されたバナーが、ユーザーにクリックされた回数によって課金されるタイプです。
広告で発生する費用は、業界やターゲットによって異なりますが、1クリック10円から数百円が相場です。
インプレッション型
インプレッション型バナー広告は、バナーが表示された回数によって課金されるタイプの広告です。
LINE(ライン)やFacebook(フェイスブック)、Instagram(インスタグラム)をはじめとするSNSでよく見られる広告タイプです。
成果報酬型
成果報酬型のバナー広告は、ユーザーがバナーをクリックした後に、商品やサービスを購入した回数によって費用が決まる広告タイプです。
広告がクリックされるだけでは課金されませんが、成果が出た場合にのみ広告費が発生するのが特徴です。
月額保証型
月額保証型のバナー広告は、クリック数やインプレッション数、成約件数に関わらず、月々で固定料金が発生する形態の広告です。
掲載するウェブサイトや媒体によって金額はさまざまです。
バナー広告を作成するメリット
ここからはバナー広告を作成するか検討している方に向けて、バナー広告を作成するメリットについて紹介します。
ユーザーの購買意欲を高められる
消費者の心理を刺激するようなバナー広告であれば、ユーザーの購買意欲を高めることが可能です。購買意欲をそそるためには、商品やサービスの魅力を伝える訴求ポイントとメッセージが含まれていることが重要です。
商品やサービスを視覚的にアピールできる
バナー広告に使う画像や映像を工夫することで、ビジュアル訴求を高めて、効果的にユーザーに商品やサービスの魅力を伝えることができます。特に、写真や動画は、文章よりもダイレクトに魅力や特徴を伝えられる重要な要素です。
バナー広告をスムーズに作るためのコツ
バナー広告を作成する際は、後々柔軟に対応できるようにするために、複数のパターンを用意しておくと効果的です。
ここからは、バナー広告を作る際に踏むべき手順と、重要なポイントを紹介します。
1. ペルソナを設定する
バナー広告のペルソナやターゲットを決めることは、バナー作成の最初にするべき作業です。
たとえば、「東京都〇〇区在住の女性〇〇歳。〇〇会社でマーケティング部長として働いていて手取りは〇〇万円、夫と子ども(7歳)と一戸建ての家に住んでいる。休日は料理教室やネイルサロンに行っている」というように、詳しめに架空のユーザー像を作ることで、バナー広告に含めるべき内容がイメージしやすくなります。
2. バナー広告のサイズを決める
ターゲットが決まった後は、広告を作成する作業に進みます。バナー広告のサイズを一番初めに決めましょう。ウェブサイトや媒体によっては掲載できるサイズが指定されている場合もあるので注意しましょう。
3. バナー広告に含める内容を決める
バナーのサイズが決まったら、次はバナーに含める内容を洗いだしましょう。
とはいえ、この段階でバナー広告の全体像を決める必要はありません。写真やイラスト、キャッチコピー、サブキャッチなど、必要だと思うものを置いてみて、バランスを見ながら優先順位をつけていきましょう。
バナーに含める内容がどうしても思い浮かばない場合は、バナーのデザインをまとめた本やサイトを参考にしてもいいでしょう。
4. レイアウトを決める
バナー要素の優先順位を決めた後は、レイアウトの作業に進みます。この時、パソコンではなく手描きでレイアウトすると微調整がしやすいです。
ある程度レイアウトが決まったら、スマホやパソコンでデザインに落とし込んでいきます。
5. ラフをモノクロで作る
この段階では色をつける必要はありません。先ほど決まったレイアウトを元に、色なしでラフを作りましょう。
6. 文字を調整する
この段階では、バナー広告に使う文字のサイズやフォント、行間、字間を調整します。この時、ユーザーが見やすい文字にするように意識しましょう。
7. バナー広告の色を決定する
最後にバナー広告の配色を決めます。先程作成したラフ画に色をつけるといいでしょう。広告を設置するウェブサイトの配色を考慮して、色を決めるのもひとつの手です。
Picsartアプリでバナー広告を自作するメリット
- 豊富なデザインのテンプレートから選択できる
- 無料で高品質なバナーを作成可能(一部有料)
有料画像編集ソフトを使わなくても、Picsartアプリを駆使することで、無料で質の高いバナー広告を作成できます。
- 微調整やアップデートがしやすい
広告掲載にあたり、小規模な手直しや情報の更新が必要になった場合でも、Picsartアプリを使えば簡単に編集を行うことが可能です。
- デザインのセンスや経験が不要
Picsartのテンプレートを使う場合、すでにレイアウトが完成しているので、写真やイラスト、キャッチコピーを用意するだけで瞬時にバナーができあがります。
- デザイン費を削減できる
Picsartアプリを作ってバナー広告を自作することで、デザイン費を抑えることができます。
Picsartアプリでバナー広告を作成する方法
ここからはPicsartアプリにあるテンプレートを使ってバナー広告を作成する方法を解説します。テンプレートによって画像のサイズが異なるので、バナー広告を作成する前にサイズをご確認ください。
- STEP 1:ホーム画面中央下にある「+」ボタンをタップする
- STEP 2:バナー広告用のテンプレートを選ぶ
テンプレート選択画面を開いたら、検索窓に「banner」または「Ads」、「Sale」と入力するか、画面上部に表示されているハッシュタグからニーズに合うものを選択して、お好みのテンプレートを選びましょう。 - STEP 3:バナー広告の内容を編集する
- STEP 4:画面上にある保存ボタンをタップしてデータを保存する
Goldメンバー(有料会員)だと、PNG、JPG、PDFからお好みのフォーマットでファイルの保存が可能です。保存ボタンを2回タップして、保存したいファイルのフォーマットを選択しましょう。
上級者向け:Picsartで一からバナー広告を作成する方法
ここからは、ある程度画像編集ができるという方向けに、Picsartアプリを使って一からバナー広告を作成する方法を解説します。
- STEP 1:ホーム画面中央下にある「+」ボタンをタップする
- STEP 2:透明の背景を選択する
- STEP 3:フィットツールでバナー広告のサイズを設定する
- STEP 4:Picsartのツールを使ってバナー広告を編集する
- STEP 5:画面上にある保存ボタンをタップしてデータを保存する
魅力的なバナー広告で顧客獲得に繋げよう
見る人の心に刺さるバナー広告を作るためには、しっかりターゲットを定めて、そのターゲット層に合った内容を含めることが重要です。
この記事で紹介した、バナー作りのコツやPicsartアプリで作る方法を参考にして、低コストで良質なバナー広告を作成しましょう!